試作に関するご相談は協栄製作所にお任せください
より良い製品を生み出すためには、プロトタイプ(試作品)の試行チャレンジは必須だといえます。しかし量産に結びつくかどうかが不透明な、試作品への対応を躊躇する金型メーカーが存在するのもまた事実です。協栄製作所は自社内にプレス金型製造工場を保有する一環型の金型メーカーとして、製造メーカーさまと一緒になって「高精度」「優秀な量産性」を併せ持つ製品を生み出すべく尽力いたします。
プレス加工において、ひとたび量産が始まってしまうと、不具合や問題点の改善は非常に困難であると言えます。そのため量産時における問題点の洗出しや不具合の追求は、一重に試作金型の対応いかんに掛かってくるといっても過言ではありません。 けれど「開発期間の短さ」「予算」といった問題もあり、昨今は必ずしも試作金型の製作を、量産を担う製造業者が行うとは限らなくなってきました。 変わって試作金型の製作・製造は、試作金型専門の製造業者が担当するケースが増えてきています。
しかしこのような業務フローでは、試作金型や試作品を製造する過程で得られたノウハウや情報が、量産金型の製造業者に対して確実に共有されにくくなっているのも、また事実です。
このような状況を踏まえ、協栄製作所では金型設計・製造~プレス加工までを行うプレス金型の専門業者として、試作金型の製造に関しても「短納期」「低予算」「技術の最適化」で対応。求められるニーズに応えつつ、試作金型を製造し、そこで得た問題点や修正個所を明確化することで、高精度。高品質・高効率の量産金型を製造してまいります。
試作金型のご相談ご用命も、是非、協栄製作所にお申しつけください。
プレス加工とは、ペアとなる工具(金型など)どうしの間に、加工すべき素材を装填し、非常に強力な圧力をかけることで、金型と同じ形に成形する加工法を言います。
通常、この一連の作業を行う機械をプレス機械と言います。
プレス加工の特性は、他の製作加工法よりも高い連続性を持ち量産性に優れている点で、出来上がる品物の1つあたりの製造単価が、ズバ抜けて低い点にあります。
プレス加工は、その連続性から「自動化」が容易で「機械要素」を活かした組み込み作業も可能です。
カシメ加工とは、素材にボスやスペーサーと呼ばれる別部品を圧入して取り付ける加工法のことです。元々、接合させるべきいくつか複数の素材の一部(つなぎ目の端や縁など)をハンマーなどで叩いて機械的に結合させる工法でした。
溶接など、素材同士を溶かして接合させる工法と異なり、「プラスチックと金属」「アルミと鉄」といった全くことなる素材特性を接合させることが非常に簡単にできます。また強度の異なる素材(柔らかい「青銅」素材に、硬い「鋼鉄」製の素材を埋め込むなど)同士の接合や埋め込み作業にも使われます。
スポット溶接加工とは、素材同士を融解させて接合させる「溶接」工法の一種で、素材を電極によって挟み込み、圧着させながら電流を流し接合させたい2つの金属の中を電流が通る際に生じる抵抗熱で「溶解~圧着」させる工法です。協栄製作所では多数の電極(チップ)を保有することで、通常はスポット溶接が難しいとされる箇所でも、正確に作業を行うことが可能です。