プレス金型の修理・メンテナンスについてVol1
2023/06/18
最近は、中国をはじめとする東アジアの人件費高騰から、国内に生産拠点を戻す企業さまも増えてき
たように思います。それに伴い、プレス金型やプレス機材など、製造業の根幹となる機材を海外から
持ち帰るというお話しもよく耳にします。同時に海外製のプレス金型の修理やメンテナンスに悩まれ
る経営者や工場長さまも多いようです。
プレス金型の寿命を延ばすには
プレス金型は決して安いものではありません。そのため、故障が発生したり、不具合が出たからといって、おいそれとは新品の金型を発注することはできないと思います。
また景気動向が不安定な昨今、予算ねん出に苦慮されたり、新たな設備投資に躊躇される会社経営者や工場長・現場責任者もいらっしゃると思います。
プレス金型をメンテや修理もせずに使っていると…
ここで問題なのが、プレス金型の仕様です。元来、10万ショットで寿命を迎える仕様の金型は、耐用数である10万ショットを迎える時期がくれば、何かしらの手を打たなければならないのです。
「もう少し、あと2か月くらいは…」などと、先延ばしにしていると、重大な事故を招きかねません。人為的な事故はなくとも、製品精度が落ちてきてしまってからでは、本末転倒です。
協栄製作所は設計図がなくても金型修理に対応いたします
しかし、中国製をはじめとする海外で発注した金型や、元来海外の生産拠点で使用する目的で製造された金型は、設計図がなかったり仕様があいまいなものも珍しくありません。
そのため、どこにプレス金型の修理やメンテナンスを頼んで良いのか分からないというお客様のお声をよく耳にします。
そもそも、プレス金型は初期のコストだけで、納入~運用できるものではないのです。
プレス金型をうまく使えば半永久的に使える場合も
プレス金型は精密部品ではあるものの、元来強力な圧力に耐える素材で構成され、設計に加重計算が組み込まれています。ですから、適切なメンテナンスや部品交換を行うなど、丁寧な使い方をすれば、大幅にプレス金型の寿命を延ばすことができます。
部品交換のライフサイクルうまく行えば、半永久的に金型を使い続けることもでなくはありません。
そのため最近当社でも、お客様から「プレス金型の寿命を10万ショットから15万ショット超にしてほしい」といった、金型の寿命を延ばすための修理やメンテナンスのご相談を受けることが非常に多くなってきました。
>>プレス金型の寿命や耐用年数に関する記事はコチラ<<
近畿圏であれば、出張見積(原則無料)もりいたします
協栄製作所は、そんな設計図の見当たらない海外製の金型の修理やメンテナンスも喜んで対応させていただいています。ご自身たちだけで悩むことなく、協栄製作所にお気軽にご相談ください。
当社は、近畿圏であれば担当者が出張見積(原則無料)もりさせていただきます。金型の現物を拝見させていただければ、有効なアドバイスやアイデアをお出しすることもできると思います。
※出張見積に関しては、当社のサービスの範囲内で『原則無料』とさせていただいています。ですから、繁忙期や業務過多の状態では無料対応できないこともございます。悪しからずご了承ください。
まずはお気軽にお電話ください。